予告していたとおり、ツイッターのスペースで、石井翔大さんとの対話「不滅の建築家たち──大江宏・谷口吉郎・清家清・篠原一男」。いちおう前回(2月26日)に引き続いて『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』の刊行記念イベントと位置づけていたけれ…

写真を撮りながら近所を散歩。以下、写真7+4点。

プライムビデオで、濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』(2021)を観た。僕がこれまでに観た濱口作品でベスト。村上春樹の原作にどこまで忠実なのか知らないけど、物語のテーマも複層的な構造も多様で濃いエピソードも、演出も映像も音楽も、映画としてほとん…

松屋銀座7階のデザインギャラリー1953で、「菊地敦己 起点のように見えるアイデアは大抵作業の後半で発見される」展を観た(〜6/12)。各作品はタイトルや制作年等の情報が示されることはなく、短い説明文が付される。説明文は「起点のように見えるア…

昨日の写真ネギ篇。ネギの写真集を作りたい。

写真を撮りながら近所を散歩。よく晴れて空気が澄んだ日に花なんかを撮ったりすると、家に戻って画像を確認して、記憶のなかの映像との落差にがっかりするのだけど、しばらく経ってから見直してみると今度はそこまで悪く見えてこない、という経験がしばしば…

日本建築学会賞の各賞が発表された。文化賞の一人として、「ヴィラ・クゥクゥの公開に向けた再生および社会への幅広い周知と意識向上への貢献」の鈴木京香氏。ポピュリズム的なパフォーマンス性の強い選考という印象を受ける。 2023年各賞受賞者 | 日本建築…

京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催中の「村野藤吾と長谷川堯──その交友と対話の軌跡」の図録(無料頒布)と、2021年開催の「編集者 宮内嘉久──建築ジャーナリズムの戦後と、廃墟からの想像力」の図録(税込500円)を通販で入手。 長谷川堯さんが撮影した…

SDレビュー2022で《80%コモンズの家 建具がつくる共有性》(設計=Camp Design)として入選した住宅を見学。最終的には建て主である青井哲人さん夫妻も共同設計者としてクレジットされるらしい。傾斜地に建ち、ブリッジを介して2階からアプローチする。 青…

昨日はそれから青山に移動し、シアター・イメージフォーラムで、オタール・イオセリアーニ『そして光ありき』(1989)を観た。イオセリアーニ特集、近場で最後と思い、日本で劇場未公開だった長編2本を立て続けに観たけど、『月の寵児たち』も『そして光あり…

銀座の中松商店で「服部一成、小品篇」展を観た(〜4/16)。葉書・チケットなど小さな印刷物を中心にした展示。普段は古美術や骨董を扱っているお店らしい。服部さんのファンという店主による愛あるレイアウトで、小品ながらも見応えがある。その店主がたま…

昨日、黄金町アートブックバザールで買った本。富岡多恵子『回転木馬はとまらない』(中公文庫、1978年)。カバーは夫の菅木志雄。ちょうど今日、著者の訃報があって驚いた。4月8日没。

昼前から横浜をいろいろとめぐる。 黄金町アートブックバザール。基本は古書店だけど、以前『建築と日常』を扱ってくれていた。大岡川沿い、京浜急行の高架下を利用した建築は、Y-GSA飯田善彦スタジオとSALHAUSが設計を担当(2008年竣工)。 Archiship Libra…

以前(2022年11月16日)書いたとおり、『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』を神奈川県立川崎図書館に寄贈した。 ひさしぶりに図書館で『GA JAPAN』をめくってみると、西沢立衛さんが連載「立衛散考」の最近3回(179〜181号)で、『ル・コルビュジ…

3月30日撮影の東京駅。

先日(3月30日)、丸善丸の内本店で購入した3冊のうち、伊藤亜紗『感性でよむ西洋美術』(NHK出版、2023年)を読了。各時代において抽象化された時代性(同時代の作品に通底する性質)を措定し、それを線的に連続させて(微妙に進歩史観的に)西洋美術史2500…

中村正義の美術館で「中村正義 顔・百点」展を観た(〜5/7)。著名な建築家による住宅をリノベーションした美術館。なにがあったのか詳しくは知らないけど、いつからか「建築関係の学生さん及び建築関係者の方の建物の見学はお断りしています。」とされてし…

「吉田鉄郎 海外の旅」(1932年、サイレント、51分)という記録動画が「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」で公開されている。 逓信省営繕課の技師として逓信建築の設計に従事するとともに、その他の公共建築、住宅、記念碑などの設…

写真家の今井智己さん。ありがとうございます。甥っ子君、がんばって念願の大学に受かったので、お祝いの祝儀袋を作りました。中身が少ないぶん、袋でごまかす叔父。建築家になりたいらしい。 pic.twitter.com/6vUy79BO6i— imai tomoki (@imawit) 2023年3月3…

解体作業が進む東京海上日動ビル(東京海上ビルディング、設計=前川國男、1974年竣工)。下のは2年前の写真だけど、同じくお堀端、東京海上ビルが中央奥で、右端で見切れているのは谷口吉郎が設計した帝国劇場(1966年竣工)。帝国劇場も2025年をめどに閉館…

『キッチン革命』第2夜(テレビ朝日、92分)を観た。浜口ミホ+日本住宅公団をモデルに、1950年代のダイニングキッチンの開発を描いたテレビドラマ。当時の史実を詳しく知っているわけではないけど、フィクション化の度合いがかなり強い印象。そのためか主人…

三軒茶屋駅徒歩5分の書店twililightを初訪問。以前から別冊『窓の観察』の取り扱いはあったのだけど、こんど『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』も置いてもらえることになった。 その後、池尻まで歩き、新しくできたOFS GALLERYで「服部一成展」を…

六本木のSCAI PIRAMIDEで、赤瀬川原平写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」を観た(〜3/25)。現代美術のアーティスト6名が、故人の未発表写真4万点から各々の視点で約20点ずつ選出するという企画。アマチュア写真家としての赤瀬川さんの作家性や、写真と…

『ケイコ 目を澄ませて』(2022年12月31日)、『どついたるねん』(2023年2月4日)、『ミリオンダラー・ベイビー』(2023年2月24日)からの流れで、ジョン・G・アヴィルドセン『ロッキー』(1976)をプライムビデオで観た。その流れと別に、ハワード・ホーク…

芝山努『ドラえもん のび太の魔界大冒険』(1984)をプライムビデオで観た。脚本が藤子・F・不二雄。幼稚園児だった頃、友達の家で観た映画版「ドラえもん」のビデオのなかで最もよかったという記憶がある作品。作り手の教養が感じられて、やはりよくできて…

ジム・ジャームッシュ『デッド・ドント・ダイ』(2019)をプライムビデオで観た。『パターソン』(2020年1月5日)がよかったので劇場公開時に観に行こうかと思ってもいたのだけど、これは行かずによかった。本当はより高級なセンスを持っている人が、ジャン…

清水宏『小原庄助さん』(1949)をプライムビデオで観た。音質不良。旧家の戦後の没落のありさまを、人柄(個性)・家柄(伝統性)・時節柄(時代性)の複合として描く。漂うユーモアとペーソス。映画の作り方は違うかもしれないけど、清水宏が小津安二郎の…

富永讓+フォルムシステム設計研究所の内覧会。築40年、壁式RC造2階建てのアパートで、2階の2住戸を繋いでオーナー住居に改修する計画。あえて界壁に穴をあけることはせず、屋内化させたベランダによって、2つの領域を隔てたまま繋ぐ。以下、写真2点。

ずっと公共建築のコンペに挑戦して…連続で入賞していきましたが、取る度に…段々、友達をなくしていく感じがありました。もう最後だから言うけど、建築家の男性の嫉妬深さにいじめられていましたね。篠原先生でさえ、段々冷たくなってくる。 女性と建築の半世…