写真を撮りながら近所を散歩。日差しに頼らず撮れている。

先週の事件以来よく聞かれる「暴力は許されない」という言葉がなんとなく腑に落ちない。具体的に誰が誰の暴力を許さないのか、その人が許すのと許さないのとでは現実に何がどう異なるのか。法で裁かれ刑に服せば許すのか、それともそれでも許さないのか。多…

ホン・サンスの『イントロダクション』(2020)と『あなたの顔の前に』(2021)を新宿シネマカリテで、2日に分けて観た。いつもながら味わい深い作品。ただすこし新しい印象として、1961年生まれ(1960年という表記もある)のホン・サンスがこの時期に60歳を…

昨日から何度も目にする「民主主義の危機」という言葉がいまいちぴんと来ない。それらは多くの場合、「社会体制の危機」とでも言ったほうが妥当に思える。白昼に国家の要人が殺害されるのは、民主主義に限らず社会主義でも独裁制でもクリティカルな事件に違…

安倍晋三殺害のニュース。いつだったかふと、安倍晋三や竹中平蔵は不満を爆発させた国民に殺されるようなことはないのだろうか、もし殺されたなら世の中はどういう方向へ動いていくのだろうかという考えが頭をよぎったことを思い出す。落ち着かない気分で、…

写真を撮りながら近所を散歩。以下写真2点。他人の家の洗濯物はつい反射的にレンズを向けたくなるような存在感があるけれど、ちょっと生々しすぎる感じがするし、撮られるほうも良い気分ではないだろうから、なるべく撮らないようにしている。

エリック・ロメール『冬物語』(1991)を観た。解説の表紙でネタバレ。 とはいえロメールの映画では偶然は当然のごとく起きるのであり、最初からネタバレしているようなものだから、特に目くじらを立てることはない。この映画では、終盤ひとつの偶然が起きる…

昨日、紀尾井清堂を見学した後、歩いて国会図書館へ向かう途中に撮った写真。弁慶濠と弁慶橋。 昨日の文章はもともと散発的にツイートしたものをまとめたせいもあってか、核心には踏み込まず、その周囲をとりとめなく旋回するような感じになってしまったけど…

倫理研究所の紀尾井清堂で「奇跡の一本松の根」展を観た(~来年2/9)。建物の設計は内藤廣建築設計事務所(2020年竣工)。クライアントの倫理研究所は1945年創立、「倫理の研究並びに実践・普及により、生活の改善、道義の昂揚、文化の発展を図り、もって民…

写真を撮りながら近所を散歩。夕暮れ前の午後の光。以下写真3点。

昨日はAlt_Mediumへ行く前、数年ぶりに西麻布の服部一成さんの事務所を訪ね、新しくデザインを依頼した書籍の打ち合わせ。それから乃木坂まで歩き、TOTOギャラリー・間で「末光弘和+末光陽子 / SUEP.展 Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」も…

qp個展「紙の上の音楽」をAlt_Mediumで観た(〜6/29)。2年前の「明るさ」展(2020年6月19日)から連続した内容。 今作において前面に出されたテーマは、絵における音楽の表現である。同じ形を並べることによって生成されるリズム。どのような色を、どのよう…

葉山の海辺。この写真を撮った後、いかにもまがまがしい雨雲が空を覆って雨が降り出した。一気に豪雨になる。砂浜を走って公園の東屋に避難し、ほかにも集まってきた人たちとしばらくの間そこで過ごした。(似たようなシーンがある)エリック・ロメールの映…

良いものをけなすよりも良くないものを褒めるほうが罪が重い気がするのはどういうわけだろうか。世間一般では、何かをけなすことは悪徳であり、褒めることは美徳であるとされているにもかかわらず。 良いものをけなす言葉よりも良くないものを褒める言葉のほ…

写真を撮りながら近所を散歩。建築と人の営み。こういうのは文章では記述しにくいから、写真に向いた内容になるのだろう。以下3点。

写真を撮りながら近所を散歩。視線の実在性の問題。1点目は視線が明快で、それを見ている主体の身体性をはっきりと感じさせる。2点目は1点目よりも引いて見ているぶん、視線の主体性は弱まり、幾何学的な構図が画面に客観性をもたらしている。3点目は写って…

写真を撮りながら近所を散歩。今日は低調。天気のせいもあるかもしれない。

写真を撮りながら近所を散歩。スポーツや楽器の練習なんかだと「1日の遅れを取り戻すには3日かかる」とか言われるけど、散歩の写真の場合、むしろ時間が空いたほうが良い写真が撮れそうな気がする。それは写真というものの特質だろうか、それとも単に撮影者…

ふと見ると空に飛行船。ゆっくりと横浜のほうへ飛んでいった。

『現代建築宣言文集[1960-2020]』(五十嵐太郎・菊地尊也 編、彰国社、2022年)を読んだ。『日本建築宣言文集』(藤井正一郎・山口廣 編著、彰国社、1973年)の続編だけど、半世紀前の正編とはだいぶ様相が異なり、いくぶん疑問が残る本。 ■巻末の執筆者一…

写真を撮りながら近所を散歩。

ヒューム『人性論』(土岐邦夫・小西嘉四郎訳、中公クラシックス、2010年、原著1739年)を購入。これは抄訳だけど、先日の三浦雅士さんの講演でたびたび言及された本。若き日の三浦さんが当時読んでいたヴィトゲンシュタインの話をしたところ、吉田健一は「…

神奈川近代文学館「生誕110年 吉田健一展──文學の樂み」を観た(~5/22)。合わせて、三浦雅士氏の記念講演「批評と文明批評」を聴講。三浦さんがしゃべる様はなんとなく鈴木了二さんのそれを思わせた。 建築と同様、文学も本質的には展覧会という形式に向い…

ここ最近、家で観た映画。といってももう1年近くまえに観た映画も含まれるので、印象はおぼろげなものが多い。ルビッチ、ホークス、サーク、やはりさすがという感じ。 エルンスト・ルビッチ『ニノチカ』(1939)、同『天国は待ってくれる』(1943)、ハワー…

昨日の住宅は建築家の自邸だし、設計者/住人もよく知っており、なおかつ批判を先行させなければならない作品ではなかったから、あまり気兼ねすることもなかったけど、ある建築について特にネット上で書くときには、自分の文章がもたらしうる影響について無…

《菊名貝塚の住宅》(設計=アトリエコ、2021年竣工)を訪問した。もともとシェアハウスだったものをリノベーションした設計者夫妻の自邸。横並びになっていた個室の間仕切りを取り払うことで南北に長い空間を通すとともに、西側1間分の床を剝がしてコンクリ…

写真を撮りながら近所を散歩。以下5点。

マンションのゴミ捨て場で妻が拾ってきたガラスの花瓶。かたちはアールトっぽいけど、サイズが小さく不透明で、いかにも100円ショップ的なチープさがある。しかし調べたら本物のアールトだった。底に刻印もしてあった。どうせならもっと大きくて透明のやつが…

写真を撮りながら近所を散歩。以下3点。

写真を撮りながら近所を散歩。以下7点。