「と思われる」という書き方でなんとなく客観的に見せてしまいがちなところを「と思う」と書き換え、主観的な態度を示すのにはすこし勇気がいる。ブログやSNSだと普通に「と思う」と書くところでも、紙の本に載る文章、とくに専門的・学術的な文章では「と思われる」と書いてしまいがちだ。自分で選択しているというより、媒体によって選択させられている感じ。