f:id:richeamateur:20210517182854j:plain
午後6時半ごろ、雨上がりに家のテラスから撮影した虹の写真。その後、今日は二重の虹が架かっていたということをツイッターで知った。同じ虹を見ていたのかどうか定かではなかったけれど、パソコンのモニターで写真を見返してみると、たしかにうっすらと二重になっているようだった(画面左)。以下、ついでに撮った空の写真2点。
f:id:richeamateur:20210517182907j:plain
f:id:richeamateur:20210517182919j:plain
いま住んでいるところは坂が多く、空が開けていて、多彩な空の表情に目を奪われることも少なくない。しかし、空の写真を撮ろうとはあまり思わない。前に写真における花の存在の写らなさについて書いたけど(4月24日)、空もまた、実体験と写真体験との落差が大きい被写体だろう。花は小さすぎて写りにくく、空は大きすぎて写りにくい。そう感じるのは、僕があくまで人間のスケールを基準にして空間を捉えようとしているためでもあるかもしれない。たとえば世界遺産のテレビ番組なんかを観ていても、数万年単位の大自然の神秘みたいなものより、そこに人間の文化や生活が関わっているもののほうが興味を惹かれる。