朝から《House SA》の撮影取材。撮影担当はこの前の《宇土市立網津小学校》(1月22日)と同じ非凡なアマチュアカメラマン。編集意図としては、《網津》は建築+人で、《SA》は建築+物と、対比的・相補的に考えていた。
《SA》は去年訪問したとき僕も撮影させていただいて、それなりにうまくいったという手応えがあったのだけど(11月23日)、今日自分でもすこし撮ってみたのは今一だった。午前中の光というのは建築写真のわりと基本だと思うけど、この住宅ではなかなかそれを定着させにくい気がする。考えてみると、明るさや開放性を標榜している坂本先生の建築でも、室内に強い光が射し込むイメージはあまりない。「光がないとやる気が1/10くらいになる」と言っていた写真家はどうだったろうか。