塚本晋也KOTOKO』(2011)、山下敦弘もらとりあむタマ子』(2013)をDVDで観た。何年も観続けてきた監督二人だけど、最近あまり映画館に行かなくなって、新作のチェックもしなくなっていた。しかしやはりそれぞれの人がそれぞれのことをしていた。この両監督は向いている方向こそまったく異なるけれど、子どもの頃からの自分の興味に根ざして作品を作っていると感じさせる点では共通している。深い意味での個性を感じる。