ジャン・ルノワール『ピクニック』(1936)と、イングマール・ベルイマン『女はそれを待っている』(1958)をそれぞれDVDとVHSで観た。『ピクニック』はさすがに素晴らしい。きらきらしてる。『女はそれを待っている』は「物語の建築」特集で数十本の短い映画紹介をするその候補のひとつとして観たのだけど、これを取り上げるのは無理がありそう。病院が舞台になっている映画なのだけど、映画紹介の候補を考えていったら建築というより住宅に関係するものが多くなってしまい、それでは僕の底の浅さを露呈することになるので、別のビルディングタイプをと思って手に取ってみたのだった。濃密な映画ではあった。
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