今日の『東京新聞』夕刊で、古谷利裕さんが国立西洋美術館「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」展(〜5/19)のことを評している。古谷さんはすこし前にもブログでコーリン・ロウ&ロバート・スラツキーの「透明性──虚と実」(初出1963年)を参照しつつ、この展覧会について書かれていた。

これも古谷さんの画家としての知識と実感に根ざした文で、とても新鮮に感じられる(僕がル・コルビュジエの絵画をめぐる言説に無知だというせいもあるかもしれないが)。これまでル・コルビュジエの絵画には特に関心がなかったのだけど、コーリン・ロウを読み返して展覧会へ行ってみたくなった。