日本工業大学大学院「建築文化リテラシー」第7回と第8回。1コマ目は写真に関する前回(11月10日)の宿題の講評。「大辻清司実験室」から写真を1点紹介。写真の時間をめぐってアンリ・カルティエ=ブレッソン木村伊兵衛を対比するなど。
2コマ目は「建築と映画」の講義。建築関係者が好む映画(特異な建築や都市のセットないしCGが使われた映画/現実の有名建築が出てくる映画)を相対化しつつ、『工場の出口』(1895)から『もしも建物が話せたら』(2014)まで、10本程度の映画に言及。以下、今回の宿題。次回は1コマ目でまたその講評をしつつ、2コマ目は建築の所有から保存などの話をする予定。

映画『怒りの葡萄』(ジョン・フォード監督、1940年)を観て、具体的なシーンに言及しながら、「家」や「土地」をテーマに論じる。言及したシーンの位置(時間)を明記すること。

  • 提出物:文章400字(±10字以内)
  • 締切:12月1日(木)正午
  • 参考資料:立岩真也インタヴュー「建築と所有」『建築と日常』No.2、2011年