今日明日と、京都・大阪で下記の建築を観て回る。

今日は京都。駅の近くで自転車をレンタルし、市内を走り回るという行動パターンは学生の頃と変わっていない。観た建築はいずれも興味深く、また日を改めて振り返ってみたい。その他、下記の書店3軒も訪れた。

夜には大阪へ移動。晩御飯は大阪王将で食べた。東京で住んでいるところの近くにもあるけれど、そこでは食べたことはない。宿泊は「世界初のカプセルホテル」という謳い文句のカプセル・イン大阪へ。カプセルは黒川紀章のデザインだという。1979年のホテルの開業日が僕の誕生日とまったく同じだった。
どんなものかと思って泊まってみたけれど、狭いというよりも、空調の音と振動が大きい。前日は3時間も寝ていなかったし、自転車で走り回ってかなり疲れてもいたはずだけど、1時間ごとくらいに目が覚めた。僕個人の実感としては夜行バスの眠れなさと同じくらい。むしろ最近の漫画喫茶などのほうが安くて快適に寝られるのではないかとも思う。カプセル内に飲料の持ち込みが禁止なのも喉が渇いてつらかった。カプセルのデザインの問題ではないとしても、例えば自分の靴を入れた靴箱の鍵をフロントで強制的に預けなければならないようなシステムも含めて、人間のための空間ではないという気がする。アラームを朝6時にセットしておいたものの、それより早く、5時過ぎに退散することになる。