安田幸一さんの《小石川の住宅》(2013)を見せていただく機会があった。林昌二・雅子夫妻の《私たちの家》(1955/78)の改修。なんてことのない構成かもしれないけど、かつての住宅には「なんでも建築になる」という感じがする。組み立てや工作への関心というところで、夫妻の師である清家清との共通性を思わせた。

その後、京橋のart space kimura ASK?で「井上実展」(〜11/7)、AGC studioで「新しい建築の楽しさ2015」展(前期、〜12/25)を観た。