『建築と日常』建築講座2014の第2回が終了。第1回で3時間の時間をちょっともてあました感じがあったので、第2回はいくぶん内容を詰め込んでみたら今度は30分ほどオーバーしてしまった。

次回予告
第3回/9月20日(土)/西洋建築史:近世(ルネサンスマニエリスムバロックロココ

  • 議論のトピック:建築家
  • 予習テキスト:香山壽夫「建築家」(『建築論事典』彰国社、2008)&隈研吾パドックからカラオケへ」(『新建築』2006年4月号)

『建築と日常』建築講座2014 http://kentikutonitijou.web.fc2.com/lecture/lecture2014.html

第3回の予習テキストは、はじめ香山先生の「建築家」だけを考えていたのだけど、それは事典の一項目なので他の回のテキストとはおもむきが異なるし、もうすこし現代的・批評的な視点もと思って、隈さんの「パドックからカラオケへ」も読んできてもらうことにした。
ディスカッションでは、前回の「コミュニティ」というトピックで扱った地域社会圏やコミュニティデザイン、「みんなの家」などの話と関連して、建築家の主体性が話題になるのかなと思う。たまたま遠藤新と吉田五十八の住宅が同時期に見学できる展覧会企画が葉山であるようだから、拙新論争やシステムとしての新興数寄屋を紹介しつつ、『生きられた家』を経由して、講義会場の近所にある大宮前体育館(6月17日)までつながるかどうか。