2013年の4月30日に刊行した別冊『多木浩二と建築』が今日で刊行1周年となりました。それ以前の『建築と日常』や別冊『窓の観察』よりも歴史的な地平を意識して作った本ですが、多くのご高評をいただき、あらためて手応えを感じています。まだ読んでいない方はぜひお手に取ってみてください。
別冊『多木浩二と建築』 http://kentikutonitijou.web.fc2.com/taki.html
知の巨人の知られざる一断面。多木浩二の建築分野での活動を振り返り、その仕事を歴史に開く。1000件を超える詳細な著作目録。盟友・坂本一成への20時間ロングインタヴュー。圧倒的な密度と情報量。
◎著者・寄稿者=坂本一成・石堂威・八束はじめ・伊東豊雄・鈴木明・沖健次・長谷川逸子・上野俊哉・入江経一・中井邦夫・安森亮雄・青井哲人・阿野太一(敬称略)
- 『建築と日常』オンラインショップ(送料無料) http://kentikutonitijou.jimdo.com/
- Amazonマーケットプレイス http://www.amazon.co.jp/dp/499066101X
- 長谷川豪氏コメント「編集者の長島明夫さんがまた素晴らしい仕事をした。[…]このような緊張感ある仕事に触れると背筋が伸びる」 http://www.facebook.com/go.hasegawa.587/posts/243822639090921
- 中山英之氏コメント「ちょっとこれはほんとうにすごい」 http://twitter.com/hdyknkym/status/327652304180350976
- 河野裕氏コメント「なにしろ大変な労作です。また折に触れて読み返さねばなるまい…」 http://twitter.com/hkohno_abbr/status/330790985263104001
- 八束はじめ氏コメント「やっぱり圧巻は長島さんと坂本さんのインタヴューというか対談。[…]あれだけ綿密に調べられて作家にインタヴューしたものって、そんなに例がないんじゃないかと思うくらい密度が高い」 http://youtu.be/FQKC9b91tV4?t=16m35s
- 青井哲人氏コメント「長島さんが投じた作業量と、さらにその背後で重ねられた準備作業の厚みがじわじわと伝わってくる」 http://d.hatena.ne.jp/a_aoi/20130507/1367890968
- 難波和彦氏コメント「長島さんの見識と執念に脱帽しました。新しい世代の編集者+批評家の出現を感じました」 http://www.facebook.com/kazuhiko.namba/posts/450843095003167
- 土居義岳氏コメント「多木浩二がたんなる評論家ではなく、建築家との思索の場をいかに共有して、批評の空間を構築していたかが紹介されており、証言としての価値も大きい」 http://patamax.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-4132.html
- 森山高至氏コメント「この本自身が坂本一成の建築と多木の言葉を思わせる素晴らしい編集」 http://twitter.com/mori_arch_econo/status/432170173697515520
- その他感想、多木情報、多木語録など http://twitter.com/takikoji_arch