トニー・スコット『デジャヴ』(2006)をDVDで観た。『映画空間400選』(INAX出版)の選出作品で、すでに観た気になってしまっていた。最近はレンタルショップの棚を眺めていても、どれを『映画空間400選』で取り上げたか判然としなくなってきている。『デジャヴ』はこのまえ観た同じ監督の2作品よりも、時空間を行き来するという物語の形式的な面白さがあって楽しめた。