平成最後の正月休み。毎年恒例のように実家の近くの海岸を散歩した。今年はいつもの一眼レフのカメラに加えて2ヶ月前に初めて購入したスマホも持っており、ふと動画を撮ってみる気になって、さらにそれをその場でツイッターにアップしてみるなどした。

初心者のわりにけっこうよく撮れたと思っていたけど(序盤に写った女性が終盤ふたたび画面に入ってくるところとか)、パソコンの大きな画面で見てみると、回転の速度が速すぎて目が落ち着かない。撮っているときは、あまり回転を遅くすると水平の動きがぶれたり、時間がかかるぶんデータ量が増して扱いづらくなったりする気がしていた。
しかし一眼レフにも動画撮影の機能は付いているのに、どういうわけかそちらはあまり使ってみる気にならない。静止画ならばそれなりにきれいな映像が撮れるけど、動画で同じ完成度を出すにはよりテクニックが必要になるからかもしれない。その点、スマホは動画でもより気楽なツールとして、雑に使ってみることができる。いずれにせよ建築なり空間なりを写すのに動画という形式の可能性を無視できなくなりつつある。