近所の図書館で、塩塚秀一郎『ジョルジュ・ペレック──制約と実存』(中公選書、2017年)と、岡田温司『ジョルジョ・モランディ──人と芸術』(平凡社新書、2011年)を借りた。ジョルジュとジョルジョ。別々の関心から手に取った2冊だけど、制作においてあらかじめ強い形式を設定し、それとの関係のなかで作品を成り立たせるという点で、両者は繋がってくるかもしれない。そしてどちらの作品にも日常という概念が関わってくる。