明日はジュンク堂のイベント。しかし自分よりも緊張していそうな人がいると自分はあまり緊張しないですむ。このまえも少し触れたけど(9月18日)、柴崎さんの小説の群像的なあり方と、古谷さんの絵画作品やqpさんのCG作品のあり方とにどこか通じるような雰囲気を感じるので、タイミングがあればそれらの作品も紹介したい。ちょうどqpさんは新作のCGの個展があるようだし。

qp個展「私たちは夜です」


http://exhibition.blackbird-whitebird.com/?eid=7

展覧会場では『窓の観察』の販売もされる予定。先日パソコンのモニター上で見せてもらった出展作は、求心性の強い写真作品とちがい、平面的なパターンが反復・変奏して、コスモロジカルな広がりを感じさせる。そうした写真作品との明確な対比は興味深いけれど、それはある世界をミクロに見た場合(写真)とマクロに見た場合(CG)のちがいと捉えられはしないか。どうだろうか。CG作品の作り方については以前ほんの少し書いてみたことがあった(2月8日)。