保坂和志×酒井隆史通天閣カフカの迷宮──書くことのアナキズムをめぐって」(『文學界』2012年7月号)を本屋で立ち読み。去年刊行された、酒井隆史通天閣──新・日本資本主義発達史』(青土社、2011)をきっかけに保坂さんが声をかけたという対談で、その本が面白そうだった。川島雄三論も含まれているらしい。

借家人同盟や逸見直造など、まったく知らなかったけど、「近現代日本の建築と所有」年表(『建築と日常』No.2)で取り上げておくべきものだったのかもしれない。