横浜のgreenpoint books & thingsで、qp・阪本勇「レンゲ」展を観た(〜3/29)。展覧会に合わせて刊行された2人の作品集『レンゲ』(私家版)も購入。会期は残り数日だけど、急遽お願いして『窓の観察』()も販売してもらうことになった。

qpさんの作品は、ラボでプリントしてもらったというデジカメ写真はよかったのだけど、水彩画のほうは正直どう捉えてよいのか分からない。このまえ観た「色ちゃんコミック展」の絵()にも同様の印象をもっていたので、会場にいた作家本人に疑問を投げかけてみた。以下は帰宅後のメールのやり取りから、僕の送信分の抜粋。qpさんには2004年11月に「デッサンなんてどうでもいい」という有名な発言があり、それを前提にして僕が、でもやはり(qpさんにとって)デッサンは必要ではないかと意見している。僕のそうした認識はたぶん、以前書いた「マゼンタ色の友だち」展の印象(2012年6月23日)から連続している。

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