大相撲中継を見ていて、下から上がってきた新鋭力士が実は横綱大関より年上ということを知り、意外に思うことがある(最近だと松鳳山など)。それは番付のヒエラルキー構造が生み出す錯覚でもあるかもしれないけど、相撲の強さというものが単に素質や体力(相撲の世界で体力というと、持久力的なものではなく、体の大きさや力の強さを指しているらしい)だけでなく、稽古量や経験や何らかのきっかけに依存して培われる割合が(他のスポーツより)高いということを示しているはずでもあり興味深い。