東京都写真美術館で短編映画3本、バスター・キートン『文化生活一週間』(1920)、エレイン&ソール・バス『クエスト』(1984)、鈴木了二三宅唱『A RETURN OF BRUNO TAUT 2016』(2016)を観た。恵比寿映像祭の一環で、プログラマー降矢聡さんによる「ガレキあるいはSF」というプログラム。降矢さんが独断で選んだのか分からないけど、内容的にも分量的にもこの3本の組み合わせがピッタリはまっていた。『A RETURN OF BRUNO TAUT 2016』は、展示空間・模型空間にカメラを走らせて撮影した映像によって都市的空間を起ち上げるという点で、去年の「トラフ展 インサイド・アウト」(11月12日)を思い起こさせる。
下のはYouTubeにあったキートンの『文化生活一週間』(原題『One Week』)。