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金沢旅行1日目の続き。次に中心市街地のほうまで歩いていき、《日本基督教団金沢教会》(設計=香山壽夫建築研究所+進藤圭介建築研究所、2002年竣工)を訪れた。敷地の斜め前、4本の道と小さな公園が集まる都市のヴォイドのほうに礼拝堂のボリュームを置いて教会の存在感を示しつつ、建物の向きは前面道路に正対させ、左右対称のオーソドックスな教会建築の形式を成り立たせている。全体として奇抜に主張するようなところがなく、敷地環境に対応しながら教会建築の伝統を踏襲するとともに、素材や構造、色の扱いで、軽やかな現代性を漂わせてもいる。街中に建つ現代の教会のあり方として、たいへん好感を持った。以下、写真4点。
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