ここ最近、家で観た映画。イワン・イワノフ=ワノ総指揮『イワンと仔馬』(1947)、ドン・シーゲル『突撃隊』(1961)、ボブ・クラーク『ポーキーズ』(1981)、同『ポーキーズ2』(1983)、ジェームズ・コーマック『ポーキーズ/最後の反撃』(1985)、和田勉『完全なる飼育』(1999)、チャン・イーモウ『初恋のきた道』(1999)、今岡信治『みだれ妻』(1999)、ジョン・カーペンター『ザ・ウォード/監禁病棟』(2010)。
『完全なる飼育』と『ザ・ウォード/監禁病棟』は前に映画館でも観たことがあった。どちらもそれなりに見応えがある映画だと思うけど、今回観たなかでは『イワンと仔馬』が出色だった。ソ連の長編アニメ。物語にそれほど深みがあるわけではないものの、画面がいきいきと躍動している。当然ディズニーなんかの影響はあるとしても、アニメーションが分野として洗練されていく以前だからこそ(たぶん)、むしろ物(絵)が動くということの魅力が日常の感覚からダイレクトに表現されているように思える。おそらくもう作品の著作権は切れていて、YouTubeに字幕なしで全編アップロードされていた。