デニス・ホッパーイージー・ライダー』(1969)、吉田喜重戒厳令』(1973)をDVDで観た。『イージー・ライダー』は「〈つくる〉と〈生きる〉の関係」のイベントで中山さんが話題にして、その時はなんとなく知ったような顔をしていたけれど実は未見だった。『戒厳令』は14日に亡くなった三國連太郎の追悼として。
どちらもその時代の空気の影響を強く感じさせる。しかし、こういう映画が映画界で作られる時代だったということは実感できるけれど、そこで表現された「時代性」が、実際にその時代の一般に通底していたかどうかの実感は持ちづらい。