以前編集を担当した坂本一成先生の論説集『建築に内在する言葉』(TOTO出版、2011)が日本建築学会著作賞(新設)を受賞したとのこと。これを機により多くの人に読まれればありがたい。この本を僕より読み込んだ人はまだいないのではないかと思うくらいだけど、このときの編集作業を通じて得た認識が『多木浩二と建築』のロング・インタヴューの基盤にもなっている。