文学フリマに初参加。9月のTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2012(9月23日)とは客層が見た目からしてまるで違う。販売数は合計46冊(窓の観察=22冊、No.2=9冊、No.1=13冊、No.0=2冊)で、売上げが48,990円/参加費5,000円。TABFは3日間で販売数49冊(窓の観察=31冊、No.2=10冊、No.1=8冊)、売上げ50,895円/参加費15,750円だったから、時間で割ると3倍ほどの売れ行きということになる。これはたぶんイベントに訪れるお客と雑誌との相性や、お客の「買う気度」の違いだろう。TABFでカラー写真や創作が主体である『窓の観察』が比較的多く売れたことや、文学フリマで僅差ながらNo.2よりNo.1が売れたことも(TABFでは逆)、イベントごとの傾向と言えそうな気がする。
ともかく、直近の新刊がないなかでもそれなりの手応えが得られたのはよかったし、TABFも含めて、おそらく『建築と日常』やqpさんのことを知らなかっただろう人に対しても『窓の観察』がポテンシャルを持っていることを実感できた。そうするとあとは売り方の工夫ということになるのだけども。