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IID世田谷ものづくり学校での「緑茶と古本市」（IID GREEN DAY Vol.8 みどりの学校）に参加した。自分で持っている本を段ボール箱1箱に詰めて販売するというイベント。いくつか単価の高い本が売れたこともあり、売上げは14冊で7600円。そして売れ残りのうちの17冊を帰り道の古本屋で売って470円だったので、もう少し値を下げてでも古本市で叩き売っておけばよかったかもしれない。一方、僕が古本市で買ったのは、ウォルポール『オトラント城綺譚』（平井呈一訳、牧神社、新装版1977）1冊800円。売れ残りの本を売った古本屋で買ったのは、サン=テグジュペリ『城砦』（山崎庸一郎・粟津則雄訳、みすず書房、1962-63）全3巻1500円。どちらもよい買い物だった。